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それが俺達の日常

「ねえ、あんたさ、直哉のことどう思ってるの?」

唐突にみずほがそんなことを聞いてくる。
せっかくのみずほとの二人きりの時間。
あんなやつの話はしたくない。

「………馬鹿」
「成績はあんたと小学校バスケチームとNBAレベルの差があるわよ。まあ、馬鹿だけど」
「馬鹿以外のなんでもないだろう!なんていうか存在が!」
「まあ、馬鹿よね」

みずほは小さく肩をすくめる。
だからあいつの話なんてしたくないんだ。
俺はみずほと、二人の話をしたい!
デートの行き先とか!
二人の将来とか!

無理だけどさ。

みずほは俺の嫌そうな顔がわかっているだろうに、先を続ける。
まあ、みずほはそういう女だ。
俺の都合なんて理解はしても、気にすることはないだろう。

「でも、それだけなの?あんたなんでその馬鹿ほうっておかないの?」
「なんでそんなにあの馬鹿の事気にするんだよ!」
「直哉が好きだから。でどうなの?」

鬼だ。
この女は本当に鬼だ。
でも好きなんだよな。
どうしようもなく。
だから、仕方なく答える。

「あいつ、放っておいたらなにするか分からないじゃん。野放しにできねーよ」

特に何も考えずに答えた言葉に、みずほは変な顔をした。
そして大きくため息をつく。

「な、なんだよ」
「直哉は頭いいけど、ばかよね。あんたは頭悪いけど、かしこいわ」

そして、そんな事を言った。

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