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クロアチア旅行2010<3>

9/24 ヴィス島

<1><2>



■スプリット着

アルバニアの老夫婦は6時頃シベニクで下りて行き、一人荷物整理をしながらスプリットに。
ちなみに列車、英語アナウンスぐらいはあるかと思ったのですが、完全オンリークロアチア語のみ。
耳をそばだてて、下りる地名の名前だけは聞き逃さないようにしないとどこなのかは分からない。
ていうか時々アナウンスのないところで下りて行く人がいるのですが、あの人達はそこがどこだか分かっているのか。
何もかも謎です。
スプリットは終点で本当によかった。
そうじゃなきゃどこまでも私は乗っていたことでしょう。


AM7:00、スプリット駅。
下りるとsobeやapartmentの勧誘の方がいっぱい。
これが噂のsobeおばさん。おじさんもいっぱいいましたが。
朝早いのに働き者です。

sobeというのは民宿みたいなものだそうです。Private roomとも書かれてたり。
クロアチアでは自分の家の部屋を旅行者に貸すことは珍しくなく、うち来る?みたいな人達が駅やバスターミナル、フェリー乗り場にいっぱいいます。
リアル田舎に泊まろう。

中には貸出用に部屋にバストイレついてたりして下手なホテルより快適だったり。
キッチンが付いてたり一軒家丸々貸し出したりするApartmentも沢山あります。

これに泊まるのが旅の目的の一つでもあるのですが、とりあえず今日はsplitには泊まらないので人を掻きわけ、荷物をコインロッカーに突っ込み、まずは船のチケットを取って、中心街に。


過去の宮殿遺跡の中に作られた町、スプリット。
3世紀頃に作られた、ディオクレティアヌス宮殿が中心となっていて、世界遺産の中に人が住み、店があり、生活しています。

朝早いから誰もいない。
ちなみにいかにも旅行者な私がふらふらしてると、街の至る所で、「accommodation(宿泊所探してる)?」って聞かれました。


■朝食


昨日のクレムシュレニテから何も食べてないのでさすがにお腹が空いて、目に付いたパン屋に入って朝食。
ソーセージロールとエスプレッソ。
甘いパンが多くてすごいおいしそうだったのですが、なんか甘いものを受け付けなかった。
どうしたんだ、私の胃。
三食甘くてもいけると信じていたのに。

ていうかどこいってもなんで野菜ないんだよ。
野菜食えよ、野菜。

そして絶対に旅行に行くとやらかすエスプレッソ。
ミルク入れる?と言われていらないと言うと出てくるのは、この辺だとだいたいエスプレッソ。
苦いけど、私はエスプレッソが飲みたかったのって顔して食べる。
パンはすっごいおいしかった。


■散歩と塔



朝食後、船の時間まで時間があるので朝のスプリット散歩。
遺跡の中は迷路みたいでうろうろしているだけでわくわくします。
そして迷います。


朝の7時半から鐘楼登れるってことだったので、スプリット聖堂に。
おじさんが用意しているところで、上っていい?って聞くと、まてと言われた。
せっかちですいませんでした。


鐘楼からの景色。高いところ好きです。馬鹿と煙は高いところが大好きなんです。
でも足が途中から上がらなくて自分の体力の衰えに愕然。
いや、きっと夜行列車であまり休めなかったせいです。そのせいです。


市場で売り物のように棚におさまっている猫。


■ヴィス島へ


クロアチアのフェリー会社。ヤドロニカ。

9時頃になったので、船に向かう。
チケットオフィスのお姉さんがすっげ丁寧に教えてくれたけど、どの船なんだかさっぱり分からず。
その辺にいる人に聞きまくって無事9時30分ごろ乗船。
早めに向かってよかった。

ここで親切なスプリット在住クロアチア男性エリックさん(仮名、38歳、既婚)が荷物を持ってくれる。
そしてそのままここに座りなよ!とか言われて、逃げられず実践英会話3hours突入。

もう本当にいっぱいいっぱい。
ここで大変お世話になったのは、こちら。
旅の指さし会話帳 (73) クロアチア
これがなかったら3時間絶対持ちませんでした。
長束恭行さんには足を向けて眠れません。ありがとうありがとう。

クロアチアの観光名所や収入、生活についての話やエリックさんの家族の話、クロアチア男性はどうよ、試してみなよ!みたいな下ネタもかまされつつ、楽しく会話。
すごく親切な人でした。
英語が全然しゃべれないと分かると、じゃあドイツ語は?って聞いてきたり。
無理に決まってんだろうが。

後、娘と息子がやったらかわいかった。

指差し会話帳には歴史についても書かれていて、チトーについてやユーゴスラビア紛争についても書かれており、陽気なエリックさんもその時だけはマジ顔でした。

これについては話題に出したらいけない。チトーは多くの人に憎まれている。この紛争では多くの人が死んだ。聞いたら行けない。このページは破ってしまいなさい。

ついこの前まで紛争があったことなんて分からないほど平和なとても穏やかな国ですが、やっぱりまだまだ傷が残っているんだな、と思い知った瞬間。
とりあえずそのページは折り曲げておきました。

私個人としてはチトーという人は色々問題ありまくりですがこのバラバラの民族をまとめあげていたカリスマ性とかはとても魅力的だったのですが、歴史として見る第三者の視点と、実際に住んでいる人達はまた違うんだろうなあ。
生前は英雄だったのになあ。

そういえば、なんで日本人が自殺をするんだ、馬鹿なのかって聞かれました。
アジア全体で多いから欧米とは宗教的な地盤とかが一番の理由なんじゃないかなあと説明したかったが出来る訳もなく。
そんな難しいこときくな!


■ヴィス島


PM12:30 ヴィス島到着。
なんかあまりいい写真がないです。小さな、とても綺麗な町でした。
名所は青の洞窟と綺麗なビーチ。
青の洞窟はイタリアだけではなく、ここヴィス島や沖縄にもあります。
結構寒かったけど、ヨーロッパ人は泳いでた。


今夜の宿。約3000円。

帰ってからネットで見つけました。
これのroom No2

宿は予定が変わるかもしれないので決めて行かなかったので、現地で手配。
ヴィス島にもいっぱいsobeの勧誘があったので、そこで交渉しようかと思ったのですが、エリックさんに、絶対に交渉しちゃだめだ!旅行会社に頼みなさい!お金がないって言うんだよ!部屋は確かめるんだよ!いくらかはちゃんと聞くんだ!と言い聞かされる。
多分私の英語力の問題で、ぼったくりが心配されたと思われる。

教え通り近くにあった旅行会社に入って、ここを紹介されました。
バストイレ、冷蔵庫、エアコン完備、ベッドは広くて清潔でとっても快適でした。
路地裏なので、海は見えません。でも街の中心にめっちゃめちゃ近くて便利。
海なんて外出ればいいやってことで満足。

ついでに旅行会社でツアーの予約。
この度の目的、3つ目。青の洞窟。
でもコンディションが悪いから明日は無理って言われる。
がっかり。

とりあえず荷物をおいて、お散歩。
結構人は多い。


犬。


■昼食


ほどよくお腹もすいたので、近くのレストランでご飯。
さっぱりメニューが分からず悩んでいると、店員のお兄さんが説明してくれる。
さっぱり分からなかった。

なんか適当に頼んだら、小魚の揚げ物とサラダとビールとパンが出てきました。
リゾット頼んだつもりだったのですが、出てきませんでした。
でもこれでお腹いっぱいになったので問題ないです。
久々の野菜に体が喜ぶ。
めっちゃめちゃうまかった。
小魚もうまかった。
ビールはクロアチアビールで一番メジャーだと思われる、オジュイスコ。
うまい。
最後に白ワインも飲んだのですが、そっちはあまりおいしくなかったです。


食べてたらさっきの犬が足元に。
愛でながら食事。
今気付いたんですが、こいつはもしやおこぼれ狙いだったのか。
気付かず悪いことした。



その後お水を買いにいったはずだが、なぜかケーキ屋に入ってた。
この辺、本当になぜか思い出せない。
とりあえずおいしかった。
お茶はミントティー。
なんかハーブティーか普通のイングリッシュティーの二択が多かった気がします。

ティって通じず、なんかウェイターのお兄さんに大笑いされた。
彼がなんであんなに大受けしていたのかいまだに分からない。

この後、宿に戻って荷物を整理して、一日風呂入ってなかったのでシャワーを浴び、洗濯をし、PM6:00ぐらい。

ビールとワインでほどよく酔っていたし、お腹もいっぱいだし、疲れたしでベッドでちょっと一休み。
起きたらバーにお酒でも飲みに行こうって考えつつ目をつぶり。

起きたらAM:4:00。

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