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GO MAD 日記日記とか雑文とかもろもろPAGE | 109 108 107 106 105 104 103 102 101 100 99 | ADMIN | WRITE 2012.01.03 Tue 12:29:57 カナダ旅行2011 <2>カナダ旅行記 2011/9/2 成田~カルガリー~イエローナイフ(2) その<1> さて、友人Mを犠牲にして辿りついたイエローナイフ。
カルガリーからは二時間ほどです。 イエローナイフ到着 13:48 飛行機の中で蒼白になりつつ、どうするよ。 とりあえずついたら保険会社に電話して、それから旅行会社にも電話して、とぼそぼそと話す。 そこで私ipadとパスポート紛失に気付く。 更に蒼白。 どうしようどうしようと、とりあえずキャビンアテンダントのお姉さんに忘れ物した!って訴える。 離陸が迫ってるから聞いてくれない。 隣に唯一いた日本人のお姉さんがキャビンアテンダントに言ってくれる。 飛行機前の受付置いてあった。 泣きそうになりながら謝罪とお礼。 この時点でもうぐだぐだ。 同じくイエローナイフでオーロラを見ると言う一人旅の親切なお姉さんとお話しながらも、頭は友人Mのことでいっぱい。 本当に英語がしゃべれない。 というかそもそもしゃべる気がない。 ガイドブックももってないし、英語の本とかも持ってない。 もう詰んでる。 ■イエローナイフ 二時間鬱々としながら到着。 イエローナイフでオーロラツアーをしてくれる人達に会う。 「とととと、友達が乗り遅れて!」と言ったら 「あ、次の便で来るみたいですよ。22時頃です」 「あの友人Mが手続き出来たのか!しかもツアー会社に連絡とか!連絡先分かったの!?そもそも電話どうやってかけたの!?」 とりあえず、ここでほっと胸をなでおろす。 二時間本当に暗い気分だったのがなんとか浮上。 だったら置いていくなと。 その通りです。 でも多分ここでもう友情に亀裂が入ってるね、この後の旅行どうしようかと友人Aと相談。 とりあえず来たら土下座して謝るしかないとして、来るまでは何もできないので待とうということに。 余裕が出てきたので撮影。 カルガリー空港のターンテーブル。熊がいる。 イエローナイフはとても小さな街です。 新市街と旧市街に別れており、機能はほとんど新市街に。 旧市街には評判の食堂や湖なんかがあります。 新市街は端から端まで歩いて1時間ぐらいでいけるんじゃないかろうが。 さすがの極北。 夜の21時ぐらいまでは普通に明るいです。時間間隔狂う狂う。 オーロラビレッジというオーロラツアーを主催しているツアー会社があり、空港からの送迎、三日間のオーロラツアーがついています。 ついでに街の地図とお店の紹介がついたパンフレットとか記念ステッカーとかくれる。 このパンフレットがとても便利でした。 オーロラビレッジのオフィシャルサイト ちなみにスタッフほぼ日本人です。ツアー自体も日本語が主。ツアー参加者もほぼ日本人。 日本人主催のツアー会社なのかな。 というかイエローナイフ自体に日本人で働いている人が多い。 ワーホリで来ているようです。 とりあえず連れてこられたホテル ホテルシャトーノバ。中心地からやや外れていますが、中々に綺麗で快適なホテルでした。 受付に一人日本人のお姉さんがいてとても助かった。 さて、友人Mが付くまでには後4時間以上はあります。 このまま反省しながらホテルにいても仕方ないので、外に出る。 とりあえず夕飯。 ホテルの近くのベトナミーズヌードルハウス。ベトナム料理屋さんです。 地ビールがいっぱいありましたが、これが一番おいしかった。カナディアン。 いや、反省してますよ。 本当に反省してますよ。 食べてる間の話はずっと友人Mについて。 この先旅行はどうなるのだろうか。 初日からこれで本当にどうなるのだろうか。 長く続いた友情もここまでだろうか。 とりあえず謝ろう。 20:00を過ぎると店がほぼ閉まるってことなので今のうちに買いだし。 水や夜中用の食料を買い、酒屋の位置やスーパーの位置を把握。 そんなこんなで22:00. 空港まで迎えに行こうかと思ったのですが、定員ギリギリでバスに乗れないとのこと。 ホテルで待つ。 ようやくバスが到着した22:00。 どんな罵声を浴びせられるかと思うが、友人M,それほど怒ってない。 「もー、ひどいよー。二人ともいないんだからー。絶対いると思ったのに!」 いや、ホントにすいません。返す言葉もありません。 でも、それぐらいで済ませてくれました。 友人M、本当に心広い。 もうリアルに友情がなくなるかと思った。 入国審査自体は、並んだもののあっさり通してくれたとのこと。 その後飛行場で泣きそうになってウロウロしているところを通りかかった。同じく乗り換えがうまくいかなかった親切な日本人Kさん(英語ペラペラ。旦那様が外国の方)。 Kさんが親切にどうしたの?大丈夫?と声をかけてくれたそうです。 そしてその後乗り継ぎの手続きも全てやってくれてカルガリー→トロント→イエローナイフで無事到着したとのこと。 すごいよ友人M。トラブル処理能力はもう私達なんかを遥かに越えたよ。 そんな人を見つけられたのがもうすごいよ。 友人MはKさんに「友人二人は絶対待っててくれる!」と主張してくれたそうです。 そしてKさんが問い合わせてすでに旅立っていたことが判明。 絶望したそうです。 本当にすいませんでした。 今後ずっと友人Mに謝り続けることになりました。 添乗員付きの旅って、いいよねと言い続けていた。 さて、オーロラツアーの時間は23時から。 とりあえず土下座は一旦終了して準備していよいよオーロラツアーへ。 オーロラの観測場所はツアー会社の名前そのままオーロラビレッジという街から30分ほどいった何もない場所。 湖があるだけの原っぱ。 電灯などの明かりもの全くなし。 明りがない分オーロラが美しく見えるそうです。 この日はバスからオーロラがすでに少し見えました。 でも、微妙。 私、オーロラは緑とか青とかだと思っていたのですが、白い。 煙か雲のようです。白い。 ええー、白い。 あれがオーロラ。 ええー。 いやー、うそー。 て多分なります。 ここが拠点となるテント。先住民族の住居でティーピーというそうです。 中は暖炉で温めてあって紅茶やコーヒーなんかが飲めるようになっています。 でも割と中も寒い。 他にもダイニングがあって、そこで夜食が出ます。 スープとパン。今日はホワイトフィッシュのしょっぱいスープ。おいしい。 パンはバノックといってこれまた先住民族のパン。 メープルマーガリンをつけて食べるんですが、マフィンみたいでうまい。 ていうかメープルマーガリンが本当にうまい。 この日はオーロラがあまり見えず、じっと待つばかり 一応オーロラ出てる。 心の目で見てください。 なんとか撮れた。 よく分からない何か。 でもこれが見えただけで大興奮。 見える確率95%ですが、私達の運のなさは異常なので残り5%になるんじゃないかと思っていました。 もう見えただけで満足。 友人Mの不運が、この幸運に繋がったのかと。 みえたよー!みえたよー!と言い続ける。 友人Mもすっかり明るくなる。 私と友人Aは胸をなでおろす。 この時オーロラが見えてなかったら友情は続かなかったかもしれません。 オーロラ、ありがとう。 PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |