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萌え

いまだ落ち着く様子のない被災地の人達や復興に尽力している方々に心よりお見舞い申し上げます。
とりあえず私が出来ることは節電協力と募金と経済復興のための散財ぐらいかと思いますので、その辺で頑張って行きたいと思います。

消費電力は15時から22時ぐらいまでがピークみたいなのでその時間帯は極力電気を節約したいと思います。
ていうか電力って蓄積出来ないんですね。初めて知りました。
いっぱい我慢すればその分電気溜まるのかと思ったよ。騙されたよ。節電のために早寝早起きしてたらものすごく肌の調子がいいよ。
まあ、いつでも節電はいいことですので、夜間だからと言って使いすぎないように気をつけます。
でも消費電力の少ない時に更新作業をしていければと思います。

後はBL本とか狂ったように買いまくったり、節電がてら友達とキャンドルナイトで夜通し飲んだりして絶賛散財してました。


■今週の誤字脱字報告ありがとうございました!

りりは、わざとじゃないよ!勿論わざとじゃないよ!間違えに決まってるじゃないですか!こんちくしょう!


■web拍手メッセージありがとうございます!

>ご無事でなによりです^^更新に、大変にやにやしています。先輩やばいですね!甘いですね!
ありがとうございます!あなたもご無事で何よりです。
先輩アマアマですね!ってご感想を結構いただきました。これがアマアマって解釈でいいんですね!そういう感じですね!
よし王道ばっちこい。

>無事でよかったです!
ありがとうございます。これから手を取り合って頑張っていこう!君の手は、絶対に離さない!


■近況

ということで計画停電も二回食らって、絶好調節電中です。
暖房つけないのは一緒でも、電気があるだけで随分温かく感じます。不思議。
被災地の皆様の苦労に比べたら屁みたいなものですが、早く日本全国が落ち着いてくれるといいとです。

PCも控えていたので、積んでいた本とか読んでいたのですが、続あしながおじさんに萌え上がりました。
以下ネタバレ全開ですので、嫌な人は飛ばしてください。


あしながおじさんも素敵な年上男子に見染められたり、シンデレラストーリーだったりと乙女の夢がつまりつつ、魅力的なジュディの小気味いい皮肉の利いた台詞回しに痺れる児童小説とは言え乙女心をくすぐる逸品でした。

元祖紫の薔薇の人は、大人げないことこの上ない。
他の男の元へ行くのを必死に阻止するジャーヴィスぼっちゃんマジ自重。
大人になってから読むとよりにやにやが止まらないです。
ジュディ逃げて!逃げてー!と言いたくなります。


てことで、続あしながおじさん。私はこっちの方が激萌えしました。
おじながおじさんのジュディの親友であるサリーが、ジュディが育った環境最悪の孤児院を模範的な孤児院に改革するお話となります。
あしながおじさんが少女向けだとすると、こちらは内容のシビアさからもちょっと大人の女性向けかと。
ていうか前作読んでからこっち来ても、サリーって誰だっけってところから始まるんですが。

小説家志望な上にその文章で幸運と大人げないおっさんを引き寄せたジュディより、サリーの方が文章うまい気がします。
あしながおじさんと同じで、サリーから誰かへの手紙という形で話は進行するのですが、皮肉とエスプリたっぷりな、コミカルなサリーの手紙にはにやにやさせられます。
サリーはリア充女性で、お金持ちのお嬢様育ちで、政治家の恋人を持ってパーティーやお洒落が大好きで、福祉なんて全く興味なし。
あ、書いてたらイラっとしました。
私を孤児院の院長にするとか、ジュディさん、あなた頭がおかしくなったんじゃないの?とか言いはなっちゃったり、恋人に「お前が孤児院経営とか無理だろ(笑)」と言われて勢いで孤児院に乗りこんでしまったり。
幾多の困難に愚痴をこぼして文句を言って八つ当たりしながらも、めげずに乗り越えるたくましくて生き生きとした女性です。

はい、ここで一番重要な萌えポイントです。
サリーの職場の孤児院に、ロビンマックレイという嘱託医がいます。
偏屈で陰鬱なスコットランド人の医者で、事あるごとにサリーと意見を戦わせ、お互い文句を言い合います。
勝気なサリーははなっから敵認定で、戦闘態勢を崩しません。

で、この続あしながおじさん。
原題が「Dear Enemy」
親愛なる敵へです。

そう、サリーのマックレイ医師への手紙は、Dear Enemyで始まります。
題名に来る時点で分かりますね。
この偏屈な医師と勝気なサリーは敵対しながらも、徐々に心を通わせる訳ですよ。
途中サリーの恋人やらマックレイの過去やらが絡んで、孤児院経営と並んでこっちがもうどっきどきですよ。

徐々にサリーに心奪われながらも、必死にいつもと同じポーカーフェイスを崩さないマックレイマジ萌えです。
途中で、どうにも心が抑えきれなくなった時の台詞はもう、のたうちまわることでしょう。
見事です。100年近く前にこんなに素敵なツンデレがいるなんて。
ジーン・ウェブスター、見事です。参りました。大好きです。

てことで、大変萌え上がった小説でございました。
言い回しとか気になるのでいつか原書で見てみたいです。いつか。

ただ、書かれたのが幾分古い時代なので、差別発言なんかが結構入っています。
あの頃のスタンダードな考え方だったので仕方ないと思うのですが、現代で見ると結構もやっとするかもです。
それでも嫌々だったサリーが徐々に孤児院を愛し、奮闘する姿、孤児院のあるべき姿なんかははっとするところがあるかと思います。
もし機会がありましたら是非手をお取りくださいませ。

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